土橋ゼミってどんなゼミ?
ゼミ紹介
研究内容
簡単な言葉でいえば,「マーケティング」とは「売れる仕組みづくり」です。
新製品開発,目を引く奇抜なパッケージ,イメージ広告などはその一例ですが,その目的は,自社ブランドを消費者に購入してもらうという点におかれています。
とはいえ,市場には責合ブランドが多数存在します。
例えば,茶系飲料市場では,キリン「生茶」,伊藤園「おーいお茶」など,ナショナル・ブランドだけでも数十種類,プライベート・ブランドや地域限定ブランドを加えると数百種類になるとも言われています。こうした競争環境の中で,あるブランドは市場から姿を消し,あるブランドは長年存在し続ける。これを最終的に決定しているのが,消費者であることは言うまでもないでしょう。
では消費者に支持されるために,企業は何をすべきでしょうか。
その1つは、「消費者行動」に関する理解を深めることです。
消費者がどのようなニーズをもち,何を基準に特定のブランドを購入しているのかといった側面を理解してはじめて,企業は進むべき方向性が見えてくるでしょうし,それらを具体的なマーケティング戦略に反映させ,売れる仕組みを常に強化し続けていくことが企業の成長と存続につながってくからです。
本演習では,現実世界で起こっているマーケティング現象を,とりわけ消費者行動という観点から観察し,分析し,説明することを目的としています。TV広告に対する消費者の反応,航空会社のマーケティング戦略と顧客満足など,消費者行動とマーケティングとの関わりを扱ったものであれば,テーマは何でも結構です。
具体的な活動としては,テキストや資料の輪読,グループワークによるアンケート調査,データ解析や事例分析などを行う予定です。
そうした成果を発表する場として,ゼミ合宿,他大学との討論会なども予定されています。
これらの活動を通して,問題発見能力,論理的な分析能力,プレゼンテーション能力など,社会人となっても役立つような能力を身につけてほしいと考えています。
(青山学院大学経営学部HPより引用)